落ち着いたのを確認して、蒼先生は体を離した。


「泣き虫だなぁ。先生がそんなんでいいのか?」


笑いながら頭を撫でて、蒼先生は立ち上がる。



「…昨日からこんな調子」



「そうですか…」




「…ごめん」