「…明日病院に連れて行く。何が何でも」




笑うと高島も笑って。





「そうですか、明日なら午前中が空いてるんで。」





「じゃあ午前中に行くよ。…多分連れてくのは相当苦労しそうだけど」





「何であんなに嫌がってるんですか?」






「久しぶりだから…かな?前は診察しょっちゅうになってたから、慣れ…てたのかな?


よくわかんない、季蛍突然嫌がったりするから」





目の前のコーヒーカップにミルクを注ぐ。





「…まぁ…別にいいんですけどね。こっちも慣れてるんで」





「まぁな。……高島でも嫌がる理由がよくわからない」