朦朧とする意識の中、気づけばそこは病院の入り口。 『救急外来』 と書かれたドアを抜けると、大嫌いな病院の匂い。 一度待合室の椅子に下ろされ、顔を上げる。 手首がそっと握られて、少しするとパパは私をおいてどこかへ行ってしまった。