───薬を服用し始めて2日がたったのに、あまり体に変化はない。


時計の針が1時を指した夜中、耐えきれず洗面所に向かう。



リビングの電気はまだついていて、誰かが起きているみたいだ。


そんなことを気にする間もなく、トイレに飛び込んで。



夜少しだけ食べられた物もすべて吐き出してしまった。



「…ッおぇ」



胃の方からこみ上げる不快感。



「…ッゲホゲホゲホ」



何も出なくなるまで吐いてしまい、胃の中が空っぽになっても吐き気は治まらなかった。



その時、また何かがこみ上げてくる。


「…ッゲホ」



また何かを吐いてしまい、口元を濡らす何かに手を触れると、指先が赤く染まった。