「別に悪い意味じゃない。だって聴診するときいちごの肌着覗いてんだもん。それはそれで可愛いけど」


「……」



「んはは、そんなの俺も知らなかった」



「子供っぽいというか…ちょっとおもしろいというか…」




「私の話笑い話にしないでくださいよ」



「もうごめんって…」



高島先生も苦笑いしていた。


「…大人になったらいちご柄着ちゃいけないなんてないもん」



向かいの蒼も、その言葉には笑っていた。