「明日は仕事で病院にいるから。もう日にちもたってるし…退院もできるんじゃないのか?

……まぁ決めるのは高島だけどさ」


「…はは、そうですね。今のままじゃ…どうでしょう」



「悪化されても困るから帰る。退院したら夏来にも会えるんだから」



ポンポン頭を撫でて扉に手をかける。



「…じゃあ高島後よろしくね、明日また」



「はい、了解です。夏来くんもまたね」



「バイバイ!!……」



季蛍に目をやって…夏来は少し寂しそうな顔をしていたけれど。