「あんまり興奮すると熱上がるよ。寝なさい」



いつもに増してお母さん口調…



「何かあったら看護士呼んで」



「…はい」




「外来始まってからは俺来れないからね」




「わかってます…」




「どーだか」




「な、何でですか…!!」




「いや、いつものことだからまた泣き叫ばれちゃうじゃないかと」




「な、泣いたりしないです!!」




「大声出すな。…また熱上がったら怒られるの俺なんだから」



意地悪な笑みを浮かべる高島先生に対して、ぷいと顔を背けた。




「拗ねるのも子供みたいだな、季蛍は」



「子供扱いしないでください…」




「だって子供なんだもん」



「子供じゃないです!!」



「わかったから寝て。はい、おやすみ」




「……」



高島先生に促されて、目を閉じると熱が高いせいかすぐに眠りについてしまった。