「じゃあ俺は仕事戻るね。医局にいるし…なんかあったらナースコールしなよ」
「はい…」
「多分点滴が効いて少しは楽だから。苦しくなったら床になんか座ってないでちゃんと呼びなよ?」
「…床」
「ベッドから降りないでナースコール。わかった?」
何度か聞くと、曖昧だけれど頷いてくれた。
ベッドに潜った季蛍を確認してから、電気を消して病室を出た。
「はい…」
「多分点滴が効いて少しは楽だから。苦しくなったら床になんか座ってないでちゃんと呼びなよ?」
「…床」
「ベッドから降りないでナースコール。わかった?」
何度か聞くと、曖昧だけれど頷いてくれた。
ベッドに潜った季蛍を確認してから、電気を消して病室を出た。


