ようやく顔を出した桜ちゃんの顔は真っ赤で、顔色が悪くてぼーっとしているようにも思える。


「ね、先生とお部屋入ろ」



手を差し出せば、母親の背後からゆっくり小さな手が伸びてきた。




「おいで」