──「大丈夫なの?」


母さんの声に頷いて、ゆっくり水を飲み込む陽の体を支える。


「…薬飲めた?」



陽は険しい顔をして、苦しそうな表情を浮かべてから頷いた。



「寝な、寝れば熱もさがるから」


「ん…うん」




布団に潜った陽を心配そうに見つめる母さんに『大丈夫』と声をかければ、安心したように笑ってリビングへ行ってしまった。



「…俺リビングにいるからね」



「うん…」