「私も蒼に言われるほど体弱いですし…本当に。仕事にも影響あるっていうか…


初めての子育ての時も体調崩してばっっかり。

……でもやっぱり蒼がいたから」




「……」




「港くんも陽さんのこと、絶対に支えてあげたいって思ってますよ。私も散々蒼に迷惑かけてばかりで…蒼には何にもしてあげられてないです。


でも…たくさん話あってきて…喧嘩もたくさんしましたし…もうお互い信頼しちゃってるっていうか。

上手くは言えないですけど…もう蒼は裏切らないって思ってるっていうか。


……って何か堅いこと言ってますね、私」



「…季蛍ちゃん」



「陽さん…今は初めての子育てだから港くんにわがままたくさん言っていいと思いますよ」



「そう…だけど……やっぱり港夜勤続きでやっと帰ってきて…それで私の体のことまで心配してもらったらやっぱり悪いかなって」



「…そうですよね。確かに…夜勤続きの港くんには言いづらいかもしれないです…」



「私はお疲れ様って言ってあげる役目だから…」



「でも陽さん…乳腺炎になっちゃったことは言えなかったとしても…酷くなる前に港くんに相談しておいた方がいいと」



「…やっぱりそうだよね。季蛍ちゃんがいて良かった、私だけじゃどうしていいかわからないから」



「最初は誰でもそんなものですよね。でもこんな私頼りにしてもらえるなんて…嬉しいです」