目を開けると眩しい光が入ってきて、目をぱちぱちさせながら辺りを見回した。


「…ん」



腕には点滴が刺してあって、俺の横たわるベッドはカーテンで周りを仕切られていた。



記憶がなく、何でここにいるんだろうと頭を回転させていると、誰かの声が聞こえる。



…島内さんだろうか。