「じゃあ港も帰れてないから陽さんの状況わかんないんだ」




「うん…ちゃんと顔色確認したい!とりあえず」




「病院に来てくれればいいんだけどね」





「そうなんだよねー…でも無駄に体力使わせても怖いし」




「港いつ帰れるの?今日も泊まり?」




「今日は帰ろうかなって思ってる。今日はオペの打ち合わせあるけど…オペ自体はもっと先だから」




「そっか。じゃあ今日は陽さんに会えるね」




「まぁな、だから心配することもないんだけど。ただ高熱が下がらないのは心配。蒼は?今日泊まり?」




「うん、季蛍も泊まり。実家に夏来預けっぱなしだから結構迷惑だろうな」




「それ言ったら俺んとこも同じ。実家に陽と結預けっぱなし」



「……まぁでもそうなるよな」




「保育園も考えたりしなかったの?蒼の子供さん」




「んー…お迎えに行けなくなったり保育園でアクシデントがあるのを恐れているらしい、季蛍が」




「あぁ、季蛍さんが」




「幼稚園からだな、夏来は。友達と触れ合う場、いいと思うんだけどな~」




「まぁでも季蛍さんもよく考えてそう思ったんでしょ?俺も保育園は考えるけど…陽がなんて言うか」



「んー…」