それから15分くらいして、足音が近づいてくると、高島先生が戻ってきた。



ドスンとソファに腰を下ろして、はぁ…と大きな溜息をつく。



「あー…お疲れ。大丈夫そう?」




「あー……はい、一応点滴入れて今夜中は様子見ます」




「そう」





「……すみません、完全に眠ってました」




「大丈夫だけど…疲れてんだね高島」




「いや……別に。蒼先生よりは全然楽してますよ、俺なんか」




「……変なの。高島なんか今日変だったよ、救急で」




蒼がそう言うと、高島先生の顔が曇って。




「……あぁ…ちょっと」