机の目の前の棚に二箱薬の箱があったので、何となく引っ張ってみると…あ、飲めそう。 「…飲もっかな」 季蛍が戻ってくる前に……と箱から薬を2錠出してズボンのポケットにつっこんだ。 「…高島先生これです。サイズ合うかわからないけど」 「大丈夫。ありがとな」 袋を受け取って医局を出て、更衣室へ向かった。