キッチンへ行くと不安そうな父さんと母さんが俺を見て更に不安そうな顔をする。 「…気分悪かったのって喘息の発作のせいなの?」 「…違うと思うけど。喘息発作はしばらく出てなかったから安心してたんだけど……ね」 母さんの腕の中には眠る結が抱えられていて。 「…なんか悪い、結と陽の面倒まで見てもらって」 「いいのよ。陽ちゃんだって家族だもの」