それから一時間弱した頃点滴も終わって、やらなきゃいけないことも大分落ち着いた。 後ろを振り返ると完全に眠っている季蛍がいて、そんな姿を見ながら…季蛍は季蛍で大変だと思う。 自分の意思とは逆に体がおいついてくれないのだから。 時計を見上げるともう遅い。 「…季ー蛍ー。帰るよ」 と、声をかけつつ診察室の片付けを始めた。