「体熱い…」




「そりゃ、8度もあるんだもん。着替える?」




「…ん、うん」





「とりあえずリビングおいでよ、何か飲まないと」



「…うん」




「季蛍さんがね、凜無理しないでって言ってたよ。心配してた」




「言ったの?」





「言った」




「…大したことないのに」





「んー…でも季蛍さんはすごい凜のこと心配してたよ?」




「わかってる…無理はしない」