───ピピピピッ ピピピピッ



「……ん」



目を開けるとそこには芙羽の姿。



「…おはよ凜。今日ずっと寝てた?お粥食べてなかったね」




「…ごめん」




「いや、いいんだけど」



『9度もある』と困り顔をして、私の頭を撫でた。



「…どーしよ」




「……」




「…俺明日休みだし、明日は見てられるから。今日は薬飲んでまた寝る?」




「…そうする」




「凜風邪引くの久しぶりだもんなー」