「いいの?ほんとに」 「うん」 「…ありがと、凜さんお大事に。今の時期の風邪しぶといみたいよ~」 紙束を抱えて『先行くね』と言い残した蒼は、高島とナースステーションを出て行った。 「…凜熱出てるんですか?」 「うーん…なんか上がっちゃって。お粥だけ作って今日は出てきたんだ」 「凜…大丈夫ですか?」 「大丈夫だよ、多分」