薬を飲んだ凜を寝室に押し込んで、横たわるのを見届けた。 「明日には熱下がってるよ。…今日はゆっくり寝てな」 「…ん」 返事かあやふやでちょっと心配だけど、風邪を引いてもめったに悪化しないから大丈夫かと少し安心してリビングへ戻った。 「…明日仕事だしな」