リビングのソファに凜を下ろして、額にそっと手を触れる。 「熱あるよ……ほら、体温計挟んで」 体温計を渡すとゆっくりだけどボタンをはずしていく凜。 「凜はとっとと薬飲んで寝な。今探してくるから」 「…ん」