───ふと目が覚めて、手元の時計を見ると5時20分。



隣にはまだスヤスヤ眠る奏太。



体を起こしてみると、微かに昨日の頭痛が残っている。



こめかみを押さえてしばらく目を瞑っていたら、目覚ましが鳴った。




「……ん」



手探りで目覚ましを止めた奏太は、ため息をついてまた目を閉じた。



……が、少ししてまた目が開いて。



「……おはよう愛」



「…はよ」




「頭痛どう?」




「うーん……大丈夫」





「……そっか。」



「…朝ご飯、作って仕事するね」




ベッドから出ようとした私の右腕が掴まれて、振り返ると奏太がゆっくり体を起こして。



「愛、その前に熱計ってから」