「母さんから話聞いたよ、今日どうしたの?」




未だ布団の中の陽にため息を漏らす。




「…陽」




「…ちょっと今調べ物してるの。もう少し寝るからあっちいって」




「…あっちいってはないだろ」




布団を捲ると涙を目に溜めた陽が俺を見上げて。



「…あっちいってよ」




「どうしたの?……薬持ってなかったこと、別に怒ろうとしてないから」




「…ほんとに?」




「うん」



「……ごめん…」




「調べ物って…」




陽の手から携帯を取ると、発作について書かれたページで。




「…発作調べてたのね」



「ごめん………なさい」




「…リビングおいでよ。ご飯できるって」




「…食べない。座ると苦しくなるし」




「…いいからおいで。結も待ってるよ」




「……」