──「すみません、私ちょっと呼び出しが」
「あ、わかった」
「季蛍…手伝う?」
「大丈夫です!」
頷くと季蛍も頷いて、部屋を後にする。
「…随分寝るなぁ」
「よっぽど疲れてるんですね」
「うん……。あ」
反応した上野先生は、ベッドの境のカーテン少し開ける。
「おっはよー」
「……んー?」
蒼先生らしき人の声も聞こえた。
「高島、蒼起きてる」
カーテンから顔を覗かせると、ベッドに座って頭を抱える蒼先生が。
「…蒼先生、しんどそうですね」
「…高島か」
嫌そうに蒼先生は俺を見上げて。
「すみませんね、寝起きが季蛍じゃなくて」
「…あ、いや。何で高島?」


