「高島先生!聞いて下さい、手にプツプツが」




駆け寄ってきた季蛍は、ファイルを腕に挟んで両手の甲を広げて見せた。




「…プツプツ?」





「赤い何かがプツプツできてるんです」





「…何か食べた?」





「…いや、特に」





「アトピーじゃないの?」





「……猫?」





「………」
「………」





「「まっさかぁ」」




「そんなわけ…」



「ないない!」