────「はぁ…」 窓の外には星空が広がっていて、その窓がため息でボッ……と曇った。 「お疲れさん」 コトン…と窓際にコーヒーが置かれて、ハッと横を見ると白衣を脱いだ蒼で。 「……お疲れ」 「…ため息なんてついて。幸せが逃げるぞー」 笑った蒼は俺の肩を叩く。 「…蒼もう帰るの?」 「ううん。俺当直」 「あ…そうなんだ」 「港暗すぎ。……疲れてんのか?もう帰ったら?」 「……」