「…ごめん、つきあってもらって」 「いや…」 「季蛍さんは…元気?」 「…ん。元気だよ」 「…そっか。……いちいち落ち込んでても仕事にならないしな、もう慣れてるはずなんだけど。 人の死に慣れるって……嫌な仕事だね」 少し笑った港は、フェンスから体を離した。 「……頑張ろ、午後も」