「季蛍ちゃんマフィン焼けたわ!」
いい匂いがしてキッチンをみると、キッチンの机の上には面影を感じるマフィンが…。
「美味しそう…!!」
思わずキッチンへ行こうとしたら、グイと腕が引っ張られて。
「な、離して…!」
「薬飲んでから」
「やだ!!食べてからがいい」
「そんなこと言ったって飲まないだろ?今薬出すからここにいろ」
「やだ!!焼きたて食べたい!!」
「わがまま言うな」
背中から両手が回ってきて、蒼の両手に閉じこめられた。
「離してよ!」
「焼きたて食べたいなら薬早く飲め。2錠だけだから」


