取り皿には、煮物やら魚やら…のせられていく。 「ね、私そんな食べられな…」 そう口を開いたら、箸を突っ込まれた。 「食べれるじゃん。」 吐き出すわけにもいかなくて、もぐもぐ口を動かす。 「…美味しい?」 頷くと蒼は笑って頭をクシャクシャと撫でた。 「かあさーん!!季蛍美味しいって。魚」 「ほんと~?良かったわ」 キッチンから顔を覗かせたお母さんが言った。 「季蛍ちゃん、たくさん食べてって」 「……はい」