すぐに眠ってしまった夏来の部屋の電気を消してリビングに行くと、場所を移動して今度はソファの上で丸まっていた。 「…季蛍も寝ようよ。さすがにもう辛いでしょ」 「まだ…リビングいたい」 「…薬、ここで飲もっか。」 頷いた季蛍の背中をトントン叩いて、キッチンへ水を取りに行く。