問題は部屋の隅っこでうずくまっている季蛍で。




「…季蛍も寝ようよ、熱高いじゃん」




「高くない!!」






寂しそうな目は夏来を捉えていて。




……夏来と会えてなかったもんね。





「薬飲んでもう寝な。…顔色悪いよ」





「…知ってる」