廊下を歩いていると、皆それぞれのクラスに入っていった。 1年A組はなぜかもう一個上の階みたいだから、無駄に綺麗な階段を足音を立てずに1人で上がっていく。 異様な静けさと人口密度の少なさに不安になりながらも階段を上った。 上った先には大広間みたいな場所になっていた。 『え?』 意味がわからずキョロキョロと周りを見渡しても豪華な家具やソファ、シャンデリアが飾ってあるだけで人はいない。