ちゃんと聞かなきゃ・・・





誤解かもしれないんだしな・・・






俺は手に汗握りながら
口を開いた。







「明、あの告白本当にOKなの?」





「うん!
 ずっと前から遥のことが
 好きだったんだよ?」






「そうか。ってかなんで泣いてんだよ!」







「だって・・・
 遥と付き合うことが出来て
 嬉しんだもん・・・」





「俺も嬉しいよ!
12年間待たせてごめんな。
  ありがとう!」