不機嫌プロポーズ(仮)





彼の過剰なスキンシップに耐え、なんとか特番を見終えたわたしに彼は待ち焦がれたように




『寝るのか?』




と聞いてきたが、わたしは非情にも首を振る





『お風呂入ってくる』




『はぁ!?そんなの後でも…』




『君、いつもわたしがお風呂入らないと不潔っていうくせに』




自分の言葉なので反論が出来ない彼にいい気味と思いながら、わたしはお風呂に向かう




今日はわたしが主導権を全て握っているのだ




ふははは、とてもよい気分だ