いきなり後ろから抱きつかれ、持っていたじゃがいもを落としそうになった 『…あの』 『なんだ、デブ。お前、また太ったんじゃねぇの?』 わたしのお腹まわりのお肉をぷにぷにと揉む彼に殺意が湧いてきた 包丁でぶっ刺してやろうか とりあえずその日の料理は案の定最悪な出来で、その原因を作った張本人はまた文句を言いながらそれを食べていた 結局、彼は不味い不味いとは言うものの、わたしの作った料理はいつも残さず食べてくれる ちなみに珍しく美味しくできたときは、一度も褒められたことはないんだけどね