「そんな事あったっけ?」
和樹は覚えていなかった。
修が和樹がサッカー留学をすると聞いて、タイムカプセルを掘り出して持ってきたのだ。
「和樹は忘れてると思ってたよ」
「よくそんな事を覚えてたな?」
「いや、俺も歌詞を書くのに秘密基地を作ったみたいな事を書いてたら思い出したんだけどな?」
そこで愛瑠が櫻に紙を渡した。
櫻が大きくなった時にみんなに当てた手紙だ。
「櫻ちゃん?和樹君宛に書いた手紙を読んであげなよ?」
「えーっ!!そんなの恥ずかしいよーっ!!」
真っ赤になって反論する櫻に、愛瑠が微笑んだ。
「大丈夫。邪魔者は消えるから。行くよっ!!修君っ!!」
「あぁ。またライブに来てくれよな?和樹は将来サッカー選手になるんだろ?俺はバンドで成功するからお互いに頑張ろうな?」
「うんっ!!修も頑張ってっ!!」
愛瑠のおかげで、サッカー部の仲間とは少し離れた場所で櫻は和樹と二人きりになれた。
和樹は覚えていなかった。
修が和樹がサッカー留学をすると聞いて、タイムカプセルを掘り出して持ってきたのだ。
「和樹は忘れてると思ってたよ」
「よくそんな事を覚えてたな?」
「いや、俺も歌詞を書くのに秘密基地を作ったみたいな事を書いてたら思い出したんだけどな?」
そこで愛瑠が櫻に紙を渡した。
櫻が大きくなった時にみんなに当てた手紙だ。
「櫻ちゃん?和樹君宛に書いた手紙を読んであげなよ?」
「えーっ!!そんなの恥ずかしいよーっ!!」
真っ赤になって反論する櫻に、愛瑠が微笑んだ。
「大丈夫。邪魔者は消えるから。行くよっ!!修君っ!!」
「あぁ。またライブに来てくれよな?和樹は将来サッカー選手になるんだろ?俺はバンドで成功するからお互いに頑張ろうな?」
「うんっ!!修も頑張ってっ!!」
愛瑠のおかげで、サッカー部の仲間とは少し離れた場所で櫻は和樹と二人きりになれた。


