それに比べて和樹と修は、プリントのTシャツに半ズボンで、網を持って池の周りで虫を追いかけていた。
和樹がセミを捕まえて、嬉しそうに修に駆け寄っていく。
「修くーんっ!!見て?セミを捕まえたよ~?」
「それはミンミンゼミだな?二人に見せてあげようか?」
「うんっ!!櫻ちゃんも愛瑠ちゃんも喜んでくれるかな~?」
セミを手にした和樹が、得意気な表情で二人のいる洞穴へ行くと、当然こうなる。
「キャーッ!!和樹君っ!!早く逃がしてっ!!」
「気持ち悪いよーっ!!愛瑠、虫苦手なのーっ!!」
櫻と愛瑠は大切なカードの入ったアルバムを投げ捨てて、洞穴の中で大騒ぎ。
虫が好きな男の子とファッションが好きな女の子。
なかなか楽しみを共有できないでいた。
和樹がセミを捕まえて、嬉しそうに修に駆け寄っていく。
「修くーんっ!!見て?セミを捕まえたよ~?」
「それはミンミンゼミだな?二人に見せてあげようか?」
「うんっ!!櫻ちゃんも愛瑠ちゃんも喜んでくれるかな~?」
セミを手にした和樹が、得意気な表情で二人のいる洞穴へ行くと、当然こうなる。
「キャーッ!!和樹君っ!!早く逃がしてっ!!」
「気持ち悪いよーっ!!愛瑠、虫苦手なのーっ!!」
櫻と愛瑠は大切なカードの入ったアルバムを投げ捨てて、洞穴の中で大騒ぎ。
虫が好きな男の子とファッションが好きな女の子。
なかなか楽しみを共有できないでいた。


