体育館裏の二人きりの空間で、和樹が尋ねた。
「今でも櫻は俺の事が好きか?」
「うんっ!!好きだよっ!!」
パッと笑顔になって、もう一度やり直せると思っていた櫻に、和樹が言ったのは、こんな言葉。
「でもやり直してほしいなんて言えないよな?」
「なんで?」
「今は櫻を幸せにできないからだよ?」
すると一瞬にして表情が曇った櫻は必死に、和樹に言った。
「一緒にいるだけで心が暖かくなるよっ!!
和樹君を好きだって思うだけで幸せになれるっ!!」
早口で捲し立てる櫻を和樹が笑う。
「今は。って言っただろ?今は幸せにできないって。」
「今でも櫻は俺の事が好きか?」
「うんっ!!好きだよっ!!」
パッと笑顔になって、もう一度やり直せると思っていた櫻に、和樹が言ったのは、こんな言葉。
「でもやり直してほしいなんて言えないよな?」
「なんで?」
「今は櫻を幸せにできないからだよ?」
すると一瞬にして表情が曇った櫻は必死に、和樹に言った。
「一緒にいるだけで心が暖かくなるよっ!!
和樹君を好きだって思うだけで幸せになれるっ!!」
早口で捲し立てる櫻を和樹が笑う。
「今は。って言っただろ?今は幸せにできないって。」


