幼馴染み~初恋物語~

「ちょっと待ちなさいっ!!白雪姫っ!!」

「はいっ!!ママっ!!」

「どうして貴女が世界一なのよっ!!」

そんな台詞のあと、有紗は杖でおもいっきり櫻の背中と腕を叩いた。

「痛いっ!!」

練習の時は当てる振りだったのに、本番では腕が赤くなるほど叩かれたのだ。

そして引きずり起こされる時に、小さな声で有紗が言った。

「私の和樹君を取らないで…………」

「えっ…………?」

私の和樹君…………?

付き合ってるの…………?

それなのに、和樹君が私と白雪姫がしたいって何…………?

よくわからないが、動揺を隠しきれない櫻。