幼馴染み~初恋物語~

一旦泳ぐのを休憩して、ビーチパラソルの下で、ソフトクリームを食べる二人。

「和樹君のチョコバニラも美味しそうっ!!ちょっとちょうだい?」

「別にいいよ?」

櫻が和樹の食べた箇所を舐めると、間接キスになる。

「あっ…………間接キスだ…………」

「そういう事を言うと変に意識しちゃうだろっ!!バカっ!!」

「ごめーん。あのさぁ?」

「何?」

「私のファーストキスの相手って誰か知ってる?」

「さぁ?あのテニス部の先輩なんじゃないの?」

男は過去の彼氏に嫉妬する生き物なので、あまり聞きたくない。

だから返事も素っ気ない。

それでも櫻が言いたかったのは、和樹がずっと好きだったという証明。

「私達が中1の時のゴールデンウィークって、うちで勉強したの覚えてる?」

「そんな事あったっけ?」

「あったよーっ!!それでね?和樹君が寝ちゃったから、勝手にキスしたんだ~」

「う…………嘘だろ…………」

驚愕の事実に、和樹は気分が悪くなってくる。