幼馴染み~初恋物語~

「和樹くーんっ!!こっちこっちっ!!」

「慌てて転ぶなよ?」

櫻が走って向かったのは、大きな滑り台。

ゴムボートに二人で乗ると、修学旅行の時の急流滑りを思い出す。

「前にもこんな風に乗ったね?私が前で、和樹君が後ろで」

「そうだったな?お化け屋敷で泣きそうな顔してた時の方が笑えたけどな?」

「もうっ!!嫌な事は思い出さないでっ!!」

「アハハハっ!!ごめん」

ゴムボートが滑り出すと、喋っている余裕もないほどスリル満点。

「うわっ!!」

「きゃーっ!!楽しいっ!!和樹君っ!!楽しいねー?」

「うんっ!!うわっ!!顔に水が思いっきりかかったー!!」

ザバーンっ!!

ゴムボートが下に到着すると、思いの外、衝撃が強い。

「櫻~?大丈夫かぁ?」

「うんっ!!凄く楽しいね?もう一回乗ろっ?」

「いいよっ!!」