幼馴染み~初恋物語~

「あぁ…………プロのサッカー選手になれる可能性があるって話だ…………
そうすれば、自然にファンも増えるだろうし、誘惑も増えるだろうからな?」

中学3年の春になると、少しずつ将来の進路が見えてくる。

高校に進学する道もあれば、専門学校や社会人として働く道など、色々と考えていく時期。

龍聖の言う通り、将来サッカー選手になれば、こんな事が頻繁に起こるだろう。

すると、不安そうな櫻の肩をポンッと叩いて、龍聖が言った。

「だから好きなら信じてやれ…………」

「うん…………」

我慢も必要だと龍聖が教えてくれた。

和樹君がサッカー選手になったら…………

私の事を忘れてしまうのかな…………

和樹が有名になると、どんどん自分から離れていってしまう気がした。