幼馴染み~初恋物語~

修学旅行に出掛ける5月。

今日は修学旅行の為、朝早くから、櫻は和樹を迎えに来ていた。

「おはよーっ!!忘れ物ない?お財布持った?」

「おはよう。ちゃんとポケットに入ってるよ」

「じゃあ歯みがきセットは?」

「鞄に入れたよ?」

時には甘えん坊。

時にはお姉さん。

やっぱり家族の一員という感じの和樹と櫻。

「ねぇ和樹くん?班は別々だったけど、遊園地はずっと一緒に遊ぼうね?」

「うん。櫻が行きたいのは、お化け屋敷だったっけ?」

からかって来る和樹に、櫻も返した。

「じゃあ和樹君も、日本一怖いジェットコースターに乗せるよ?」

「あんなのは無理だよ~っ!!後ろ向きに120キロで走るんだぞ?櫻は怖くないのかよ?」

「私は怖くないもーんっ!!」

「じゃあ1人で乗って来いよ?」

「やだっ!!和樹君と一緒なら乗るっ!!」

1日目は班行動の為、ほとんど会う事はないが、2日目は本当に楽しみな二人だった。