幼馴染み~初恋物語~

そんな二人を見ていると、少し安心したが、気になってしまうのは変わらない。

「お昼ご飯はそこでしか食べられないような物にしよ~ねっ?和樹君も一緒に行ってくれるよね?」

「あ…………うん…………」

和樹がそう言うと、ふと櫻と目が合う。

苦笑いする和樹に対して、櫻も苦笑いで返した。

なんで有紗ちゃんは、いつも一緒に。って言うんだろう…………

彼女は私だって知ってるはずなのになぁ…………

少しは遠慮してよ…………

恋愛に奥手な者ほど、積極的な女の子には、強く言い返せないもの。

和樹も櫻も、有紗の押しの強さに、ただ苦笑いするしかなかったのだ。