お昼休憩の時間。
「一緒に購買部にパンを買いに行こ~っ!!」
櫻が和樹と一緒に買いに行こうと思っていたのに、先に声をかけたのは有紗だった。
私が一緒に行きたいのに…………
和樹君は当然断るよね…………?
私が彼女なんだからさぁ…………
積極的に和樹の机の前に立っている有紗と、そんな姿に負けてしまって、自分の席から動けない櫻。
「俺、櫻と行くからごめんな?」
和樹が櫻を選んでくれた。
彼女だから当然と言えば当然なのだが、それでも櫻は嬉しくて飛び上がりたい気分だった。
「おーいっ!!櫻~?購買部にパンを買いに行こうっ!!今日弁当持ってきてないんだろ?」
和樹は、櫻がいつも持っているお弁当の袋を持っていない事に気付いていた。
本当にそんな些細な事でも嬉しい櫻。
「うんっ!!いこーっ!!」
和樹の後ろを歩く櫻は、優越感に浸っていたが、有紗の睨み付ける鋭い目に気付いていなかった。
「一緒に購買部にパンを買いに行こ~っ!!」
櫻が和樹と一緒に買いに行こうと思っていたのに、先に声をかけたのは有紗だった。
私が一緒に行きたいのに…………
和樹君は当然断るよね…………?
私が彼女なんだからさぁ…………
積極的に和樹の机の前に立っている有紗と、そんな姿に負けてしまって、自分の席から動けない櫻。
「俺、櫻と行くからごめんな?」
和樹が櫻を選んでくれた。
彼女だから当然と言えば当然なのだが、それでも櫻は嬉しくて飛び上がりたい気分だった。
「おーいっ!!櫻~?購買部にパンを買いに行こうっ!!今日弁当持ってきてないんだろ?」
和樹は、櫻がいつも持っているお弁当の袋を持っていない事に気付いていた。
本当にそんな些細な事でも嬉しい櫻。
「うんっ!!いこーっ!!」
和樹の後ろを歩く櫻は、優越感に浸っていたが、有紗の睨み付ける鋭い目に気付いていなかった。


