幼馴染み~初恋物語~

自分の気持ちを素直に伝えると、龍聖の涙が頬に落ちてきた。

「私って最低だね…………龍聖君に悲しい思いをさせちゃって…………ごめんね…………」

公園はしばらく静まり返った。

その時、龍聖は涙を拭ったのか。

1度だけ顔を拭ってこう言った。

「和樹と付き合えよ…………?俺は櫻の笑顔が好きだから…………そんな泣いてる顔を見たくねぇよ…………」

そんな龍聖の言葉に、また涙が溢れてくる。

「付き合ってもいい…………?」

「あぁ…………」

龍聖君…………

ごめんね…………

それから…………

いっぱい優しくしてくれてありがとう…………

恋をしている人は、輝いて見えるもの。

時に、二人から言い寄られる事もある。

こうして櫻は和樹を選び、龍聖に断りを入れたのだった。