幼馴染み~初恋物語~

バレンタインデー当日。

部活が終わると、先に向かったのは和樹の家。

「和樹君っ!!チョコレート持ってきたよ~っ!!」

「ありがとう。あのさぁ……ちょっと公園に行かないか?」

どこか元気がない和樹に、櫻が肩を差し出した。

「足が痛い?なんか元気ないけど…………」

「大丈夫だよ。」

こうして和樹と二人で近所の公園にやって来た。

「頑張って作ったんだけど、美味しいと思ってもらえたら嬉しいな?」

「櫻が作るならなんでも美味しいに決まってるよ。」

複雑そうな表情をしていた和樹は、俯いたまま何か考え事をしているように見える。

少し沈黙の時間が続くと、櫻も緊張してきた。

告白される時って…………

こういう感じなのかな…………