幼馴染み~初恋物語~

しばらくすると、櫻も部活帰りに和樹の好きなお菓子を袋に詰めてやって来た。

ピンポーン♪

松葉杖を突いた和樹が玄関まで出て来た。

「退院おめでとうっ!!この前は、怒ったりしてごめんね?でも、人の悪口は良くないよ?」

いつも通りの笑顔で言う櫻を見て、龍聖に嫉妬する和樹。

それでも、怪我をして争奪戦に出遅れたくらいだと、気を取り直した。

「俺の方こそごめん…………俺らの為にイルミネーションを見せてくれたんだから、悪口はいけないよな?」

「うんっ!!」

和樹はやっぱり櫻の気持ちをわかってくれる。

そんな和樹にまた心が傾いた櫻。