その頃、櫻は病院の前にいた。
龍聖を置いて先に帰る事ができず、心配そうに入り口を眺めていると、携帯を触りながら歩いている杏佳が見えた。
「櫻ちゃんバイバーイ」
「あっ…………さようなら…………」
頭を下げて挨拶をした櫻を見て、クスッと笑った杏佳の携帯に映し出されていたのは、さっき龍聖が櫻を抱き締めていた時の写メ。
フフっ…………
上手く撮れた…………
この前のパソコンの授業で、画像加工を習ったんだよねぇ…………
これを上手く合成して、和樹君に見せたらどうなるだろう…………
こんな杏佳を見送った櫻が、龍聖を待っていても全然戻って来る気配はない。
暗くなってきたので、諦めた櫻も帰路についた。
龍聖を置いて先に帰る事ができず、心配そうに入り口を眺めていると、携帯を触りながら歩いている杏佳が見えた。
「櫻ちゃんバイバーイ」
「あっ…………さようなら…………」
頭を下げて挨拶をした櫻を見て、クスッと笑った杏佳の携帯に映し出されていたのは、さっき龍聖が櫻を抱き締めていた時の写メ。
フフっ…………
上手く撮れた…………
この前のパソコンの授業で、画像加工を習ったんだよねぇ…………
これを上手く合成して、和樹君に見せたらどうなるだろう…………
こんな杏佳を見送った櫻が、龍聖を待っていても全然戻って来る気配はない。
暗くなってきたので、諦めた櫻も帰路についた。


